「終わらせる」のが苦手です・・・

久しぶりに個人的な文章ですが。

小生 脚本家・おおやぎは、小説を書き始めたのが中学2年の頃で、一応のプロになってからも文筆を中心に映像脚本やゲームのシナリオ・企画で10数年やってきましたが、

本当に『終わらせる』のが苦手です。

小説を書き始めた頃、当然のように、『小説の書き方』みたいな本を乱読し勉強してみるのですが、あるいは、撮影所の修業時代にも同様に、

「物語を書くのは誰でもできる。けれど物語をちゃんと“書き終える”ことが大切」

―――たいていの教書がそのように戒め、きちんとひとつひとつ、“終わらせる”ことが大事、と書かれて・言われてきました。
にも関わらず、小生は相変わらず“終わらせる”ことが超苦手。苦手というか、正直なところ、ほとんど出来たことがなく、小説にせよ脚本にせよ、“終わった”ものを書いた記憶が乏しいです。書き始め、定量できちんとエンディングに達した物語って、中学3年生の時に小説大賞のようなものに投稿して何とか最終審査あたりに残ったと雑誌に名前とタイトルだけが載った作品以降、ほとんど無いと思います・・・。

近年の分を思い起こしても―――
『斬羅鬼 -ZARAKI-』も元の本編を素っ飛ばしてのオムニバスでしたし、その他、同人でやってる分に関して言えば、ほとんどが「オチ無し」の状態が許されるオムニバスばかり。
お仕事でやる分に関しても、過去作のリメイクや追加シナリオはもとより、「シリーズ物の第1部」という構想で引き受けたお仕事のシナリオが、最終形は伏線も複数キャラクターもことごとく途中でカットされて、結果は一話限りの尻切れトンボに無理矢理エンディングをくっつけた形だったり。

思い起こせば、私生活でもそうなんですよね・・・汗。
ボクはいまだにPS2しか持ってないんですが、昨年に「ペルソナ4」のベスト版が出たから飛びついたのも、エンディング前で1ヶ月のブランク。
その後、ドラクエの「8」はエンディング直前のセーブデータ以降、プレイしなくなってしまいました(^^;
「ペルソナ4をプレイしたんだけど、『3』ってやったっけ?」と思い出して購入したベスト版でも、ほぼエンディング直前までいっておいて2ヶ月のブランクで、ようやく思い起こして“終えた”という寸法です。
PCゲームでも事情は同じで、「S.T.A.L.K.E.R」もけっこうやり込んだんですが、本編エンディングの直前でたぶん2ヶ月は放置してあったと思います...
ホントそうなんです、ゲームを遊ぶにしても小説を読むにしても、エンディング前で止めちゃう。それで半分くらいは“終える”ことができず、そのうちに忘れてしまうかして、やめてしまうのです。
“終える”ことには、どこかで一抹の寂しさを感じます。
自分で作るにせよ、お人が作ったものを楽しむにせよ、“終わり”が何となく淋しいので、その直前でサスペンドしてしまって、あとは勇気がないから“そのまま”にしてしまうんですよね・・・。

この記事を投稿している時点で年末も見えて来ましたし、来年の抱負というか目標としては、小説でもシナリオでも自作の同人ゲームでも、とにかく、“終わる”物語をひとつでもふたつでも書いてみよう、と思っています。
小説を書き出した中学生の頃の初心に戻って、まずは短編でも中編でも、きちんと始まってきちんと“終わる”物語を書いてみる
―――そんなことを今は考えています。。。
[PR]
by genmuki | 2011-12-16 10:35 | 幻夢騎
<< 『教育実習』 リリース 次回のデジタルコミック準備中 >>